こんにちは!
三度の飯より古着が好きなLYL.FASHIONのHiroyukiです。
さて、まだまだ寒い日が続きますが、今回はそんな日本で大活躍の「バルマカーンコート」についてお話していきます。
1. バルマカーンコートって?
皆さんは「バルマカーンコート」と聞いて、アイテムのイメージが浮かぶでしょうか?
『バルマカーン??え、なにそれ新しいモビルスーツ?』
いえいえ、意外にこの呼び方は日本では馴染みがないのですが、実は皆さんよくご存知の...
これです!
そう、一般的には「ステンカラーコート」と呼ばれていますね。
ただ、皆さんに馴染み深い「ステンカラーコート」という呼び方は、実は和製英語なんです。
同様にアメリカやイギリスでもバルマカーンコートと呼ぶ習慣はあまり無く、単にコートと呼んだり、トップコートやレインコート、マックコートなどと呼んでいて様々なんです。
正式名称は意外とどこでも浸透していないんですね...
(余談ですが、バルマカーンコートによく見られるラグランスリーブのディテールは、手を負傷した軍の兵士が着脱しやすくするために導入されたのが始まりなんです。こういった歴史を知ると何気無く着ている服も愛着が出てきますよね。古着ウンチク大好き!)
次は、そんなバルマカーンコートのブランド紹介へ進みましょう!
2. バルマカーンコートのブランド紹介
言うに及ばず、世界の三大コートブランドと言えば
・「BURBERRY(バーバリー)」
・「MACKINTOSH(マッキントッシュ)」
・「Aquascutum(アクアスキュータム)」
と言われています。
「BURBERRY(バーバリー)」や「MACKINTOSH(マッキントッシュ)」はご存知の方も多いと思いますが、「Aquascutum(アクアスキュータム)」って三大コートブランドの一角にもかかわらず、上記2ブランドと比べて意外と知られていない印象です。
街で誰もが来てるTHE流行を避けてこそのオシャレというアイデンティティーのLYL.FASHIONとしては、燻銀の光彩を放つ通好みの「Aquascutum(アクアスキュータム)」と、コートメインのブランドではないながらもトラッドなシルエットが美しい「PENDLETON(ペンドルトン)」から、特にオススメのバルマカーンコート2点をご紹介します。
①Aquascutum(アクアスキュータム)
まず一つ目は、三大コートブランドの一角、Aquascutum(アクアスキュータム)です。
1851年にイギリスのロンドンで創業。世界で初めて防水のウール生地を開発したブランドとして知られ、ラテン語で「水の盾」を意味するAquascutumがブランド名の由来になっています。
技術によってコート界の最前線を走るアクアスキュータムの魅力は、何と言ってもバーバリーやマッキントッシュと肩を並べる品質の高さと、バーバリーなどのIラインシルエットのコートとは異なった、美しいAラインシルエットにあります。
そして実際に着こなしてみると...
(このブリティッシュで上品な雰囲気がたまりません。)
シルエットの好みは人それぞれだと思いますが、個人的にはこの丈と裾の広がり方がめちゃくちゃ好みです!
LYL.FASHIONでは他の着こなし方もご紹介していますので是非是非チェックしてみてくださいね!
②PENDLETON(ペンドルトン)
次に紹介するのはPENDLETON(ペンドルトン)です。
ペンドルトンはアメリカで創業されたブランドで、特にコートが有名と言ったブランドではありませんが、アクアスキュータム同様にシルエットが抜群に良いのと、アメリカンブランドならではのトラッドな雰囲気が特徴です。
定番のバルマカーンコートとは少し異なるセットインショルダーのディテールと赤いラインがアメリカントラッドな雰囲気を演出しています。
そして実際に着こなしてみると...
デニム生地の服と合わせて着ると「分かってる感」出ますねー!
アメトラやアメカジが好きな方には、バルマカーンコート、マストバイです。
3. まとめ
今回はバルマカーンコート(ステンカラーコート)について、特に通好みの渋いブランドのアイテムを2店ピックアップしてご紹介しました。
誌面に限りがあるので全ては紹介できませんが、LYL.FASHIONではバルマカーンコートのコーディネートアイデアを複数紹介しています。
コートの合わせ方や、新しい組み合わせ方の参考に、是非ご覧ください!
バルマカーンコート(ステンカラーコート)のコーディネート一覧
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