こんにちは!
古着を語り合える仲間はいつでも大募集なLYL.FASHIONのHiroyukiです。
「モード系」や「モードな服」など、ファッション業界でなにかと出てくるワード『モード』についてのお話し、後編です!
前編では、モードという言葉の定義についてお話しましたが、終盤では一つの疑問が残りました。
なぜ日本ではモードに対して黒を基調としたモノトーンの印象が強いのか?
今回は、その疑問の答えに迫っていこうと思います!
”モード” = ”黒”の正体
前編でずいぶん引っ張ってしまいましたが、”モード” = ”黒”のイメージを特にここ日本で定着させたブランド。
それこそ日本が誇るモードブランド
『Comme des Garcons(コムデギャルソン)』
『Yohji Yamamoto(ヨウジヤマモト)』
なんです!!!
どちらも、恐らく皆さんの”モード”に対する印象通りのルックがコレクションに並ぶブランドですよね。
この2つのブランドがパリコレデビューを果たしたのは1981年。
当時のファッションは体のラインを美しく見せる為の体に沿ったデザインが当たり前な時代でした。
また、当時「黒」という色は反抗や反逆を意味する色としてファッションに用いることはタブーとされていました。
その中でデビューコレクションを飾ったコムデギャルソン、ヨウジヤマモトが発表したものは、まさに真逆で反抗的な「真っ黒く、体を覆い隠すような大きなサイズ感で粗末なボロ切れにも見える」衣服でした。
それまでの当たり前の概念を粉々に打ち砕き、ファッション界にとてつもない衝撃を与えたのです。
(80年代に当時のファッショニスタがこぞってコムデギャルソン、ヨウジヤマモトのスタイルを身にまとい、カラス族と揶揄されたそうです。)
そんな一大ムーブメントを作ったこのデビューコレクションは、のちに「黒の衝撃」呼ばれるようになりました。
この「黒の衝撃」が、前編でお話しした言葉としての「モード」の本来の意味である、「流行になり得る、最先端」と、黒を基調としたモノトーンを強く結びつけたのだと言われています。
本来の意味に新たなイメージを与え、それを定着させたコムデギャルソン、ヨウジヤマモト。偉大すぎます。。。
モノトーンのモードスタイルに古着MIXがキてる!
最近では、エコやエシカルなファッションとして古着が注目され始め、モードなスタイルにミックスするスタイルが流行の兆しを見せています。
そんなジャパニーズモードにミックスしたい古着アイテムをピックアップしましたので、ご紹介したいと思います!
モノトーンのジャパニーズモードスタイルにハマる、ヴィンテージの柄シャツはどうでしょう!
モノトーンカラーの柄シャツは黒のボトムスと合わせると一気にモードなスタイルを演出でき、独特な模様の柄シャツは単調になりがちなオールブラックスタイルのコーデの質をグッとあげてくれます。
逆に柄シャツだけだと派手に見えるところを、モードのすっきりとしたスタイルが中和してくれると言う、相性ぴったりなアイテムです。
モードと古着にゾッコンのLYL.FASHIONでは、モード + 古着のミックススタイルに使えるヴィンテージの柄シャツを山のように揃えています!
お気に入りの柄を見つけて、他とかぶらない「カラス族」になってみてはいかがでしょうか?
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