こんにちは!
古着をおかずにご飯三杯はいける、LYL.FASHIONのHiroyukiです。
今回は、『チェック柄』にまつわるお話です。
チェック柄がクローゼットに全く無い!って方は少ないんじゃないでしょうか?
一方で、チェック柄にももちろん種類があり、それぞれいろんな歴史が紐付いていることをご存じの方は、もしかすると少ないかもしれません。
今回も実生活で恐らくほとんど役に立たない、でも飲み会やコンパ?などでもしかしたら使えるかもしれない、、そんなチェック柄のトリビアについて、このマニアックなブログにたどり着いていただいた皆さんにシェアしてまいりたいと思います。
それでは、いってみましょう!
チェック柄の種類
さて、皆さんはチェックの種類をどのくらいご存知でしょうか?
タータンチェック、アーガイルチェック、ギンガムチェック、グレンチェック、ハウンドトゥース、ブロックチェック、マドラスチェックなどなど。。。
チェック柄だけでもこれだけあるんですね。。。
でも聞き覚えのある名前もチラホラあるかと思います。
今回は古着で取り入れられる代表的なチェック柄を二つピックアップしました。
チェック柄の王様、タータンチェック
まず一つ目はチェック柄の中では馴染み深いであろう『タータンチェック』です。
タータンチェックと言えば、現在良く知られているルーツの一つがスコットランドの代表的な伝統織物ですね。
時代は古く、1700年初頭まで遡ります。
スコットランドとイングランドが「グレートブリテン連合王国」として一つになった頃に、スコットランド側のハイランド人が正装としてこのタータンチェックを着ていました。
そこから300年以上、タータンチェックはスコットランドで脈々と語り継がれています。
余談ですが、実は最近のタータンチェックには他の伝統織物にはない登録制システムがあり、スコットランドにある「タータン登記所」に認められれば、誰でも新しいタータンチェック柄の生みの親になることができるんです。
現在では数千種類もの数が登録されており、中にはイギリス軍用にデザインされたものも登録されているんですよ。
申請の際には、それまでに無いタータンチェック柄である事はもちろん、独自性、デザインの意味も求められる厳しいチェックがあるそうですが。。。
チェックオタクとしては一度挑戦してみたいものです。
そんなタータンチェックのおすすめ古着アイテムは。。。
アメリカントラッドの代表格とも言えるポロラルフローレンのタータンチェックシャツは、英国ブランドほどのかっちりとした印象はなくカジュアルに着こなせます。
テーラードジャケットからデニムカバーオールまで幅広くマッチするこのアイテムは超おすすめなんです!
こうした細かいチェック柄は、シャツとの相性が良いですね。
シンプルなジャケットやカーディガンの中にチラ見せする着方がおすすめです!
チェック柄のシャツ、ぜひコチラから物色してみてくださいね。
渋さと高級感の合わさったグレンチェック
次にご紹介するのは、学校の制服でもよく見かける『グレンチェック』です。
このチェック柄はとてつもなく古い起源があり、1300年代にスコットランドにあるアーカートという峡谷(スコットランドではグレンという言葉で表される)で織られていたことから「グレナカートチェック」と呼ばれていました。
そこから愛称としてグレンチェックとなりましたが、なんと700年以上も前にデザインされたものなんですね!
そんなグレンチェックのおすすめ古着アイテムは。。。
チェック柄ですが主張の強いものではないので、コーディネートをごちゃごちゃさせずに上品にまとめてくれます。
モノトーンのスタイルにも良し、カジュアルなスタイルにもハマる万能アイテムなので、コーディネートのシメの一着として大活躍間違いなしです!
グレンチェックに限らず、大きめのチェック柄はパンツとの相性が良いですね。
キレイめに清潔感あるスタイルならシャツをインしてオトナな雰囲気に。
カジュアルダウンするならスウェットやパーカーを上に持ってきても良いでしょう。
是非、コチラからお気に入りのチェック柄スラックスを見つけてください!
今回は、タータンチェックとグレンチェックの二つをご紹介しましたが、冒頭で記した通りチェック柄の種類はまだまだ多くあります。
そしてそれぞれに意味があり、古くから語り継がれてきたものばかりなチェック柄だからこそ、古着で取り入れることがおしゃれだと思います!
このブログでは、古着オタクである私がこれから”くる”古着、変わらず価値ある古着を深く深く掘り下げつい誰かに話したくなるようなようなコンテンツを発信していきます。
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それでは、次回も是非お楽しみに!
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