こんにちは!
最近は外出できないストレスを、ネットで古着を爆買いすることで解消しているLYL.FASHIONのhiroyukiです。
いきなりですが、問題です!
『デニムとジーンズの違いは何でしょう?』
答えは、
『デニムはジーンズに使われる生地そのものののことで、ジーンズはそんなデニムで作られたカジュアルなズボンのこと』
この問題は、答えられた方もいるかと思います。
では、次の問題です!
『デニムが青い理由は何でしょう?』
これは結構難問ではないでしょうか?
その答えを求めて、今回はデニム誕生の歴史についてお話していきます!
それでは、いってみましょう!
デニム誕生の歴史
<出典: Wikiwand.com>
舞台は時をさかのぼること1870年代のアメリカ。
この頃のアメリカは、ゴールドラッシュ(新しく金が発見された地へ、金脈を探し当てて一攫千金を狙う採掘者が殺到すること)による採掘者と鉄道労働者が多くいた時代でした。
そこで、デニム誕生の歴史のキーパーソンであるネヴァダ州のリノで仕立屋を営んでいたジェイコブ・デイビス(ヤコブ・デイビス)さんがこのような労働者の「丈夫な服が欲しい」というニーズに応える為、丈夫な綿帆布を生地としてズボンを発明します。
補足ですが、帆布とは帆船(はんせん)の帆(ほ)に使われる布で、身近な所では小中学校などの体育の授業で使う体操マットもこの帆布でできています。
実はこのズボンこそが後にジーンズと呼ばれるもので、綿帆布はデニムの祖先だったのです。
ちなみにジーンズ、デニムを発明したのはLevi's(リーバイス)であるというのは、生地とした綿帆布が当時サンフランシスコの織物商人をしていたリーバイ・ストラウスから仕入れたものであった為に、言われるようになりました。
実際のところ正しい事実でありませんが。。。
では、なぜ我々の知るデニムは青いのでしょうか?
(Vintage シャツ/ブラウス - 000003-26360)
これについても、ジェイコブ・デイビスさんが生み出した“ある工夫”が関係しており、これは、ゴールドラッシュによる採掘者の労働環境で虫が多いという問題点からインスピレーションを得たものでした。
実は、我々が知るデニムの青は「インディゴ」という名前の染料によるもので、中でも天然のインディゴにはピレスロイドという虫除け成分が含まれています。
そのために、ジェイコブ・デイビスさんは自身の開発したズボンに虫除け機能をつける為、鮮やかな青である天然のインディゴでドボンと染め上げたのですね。
残念なことに、虫除け効果はほとんど無かったというのが結果だったそうですが、ファッション性と汚れが目立ちにくいという利点からこれまた評判となり、伝統として現在まで続いています。
『デニムが青い理由は何でしょう?』
その答えは、
『虫除けのために青いインディゴで染めた(けど実際狙った効果は出なかったというオチ付き...)から、、』
だったんですね...
何事も、意外と狙わずにやると成功するのかな...
では、そんな歴史たっぷりのデニム素材の古着を使った、おすすめコーデをいくつかご紹介します!
デニム・ジーンズのコーディネート例
(Vintage シャツ/ブラウス - 000003-26360)
まずはオールシーズンで着れるヴィンテージのデニムシャツコーデ。
薄手のステンカラーコートと合わせてアメリカントラッドな印象にまとめています!
そしてやはりアメトラの仕上げはチェックスラックス、シックなカラーリングのチェックはコーデに深みを演出し、さらに全体のシルエットをすらっと美しく見せてくれますね。
夏になればコートを脱いだ、デニムシャツ と チェックスラックスの組み合わせも超おすすめです!
三大デニムブランドの一つである「Lee(リー)」のGジャンを使ったカジュアルコーデは、チェックのヴィンテージベストをレイヤードすることで、小粋なアメカジ感全開です!
明るいカラーリングのアイテムばかりですが、色落ちしたデニムの青がコーデに深みのあるヴィンテージ感を演出してくれていますね!
LYL.FASHIONでは、このような深い深い歴史のあるデニム素材を使った古着を多数取り揃えていますので、是非ご覧ください!
このブログでは、古着オタクである私がこれから”くる”古着、変わらず価値ある古着を深く深く掘り下げつい誰かに話したくなるようなようなコンテンツを発信していきます。
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